ただただ映画が好きなだけ

映画が好きな人が増えたらいいな^ ^

アトミックブロンド特集 注目ポイント編

さてさてアトミックブロンド特集…

後編です!!

 

f:id:oceans58:20171029024016j:image

 

注目ポイントのご紹介です!

⚠️注目ポイントその1!

『監督デヴィッド・リーチに注目!!』

はてさて…誰だデヴィッド・リーチって…という方も少なくないはず…!
ハイ!この方です!!

f:id:oceans58:20171028011944j:image

ちょっとイケメンなおじさまです…❤️

デヴィッド・リーチ監督はスタントマン出身の方で、アクションスタントの世界で彼の名を知らない者はいません!

f:id:oceans58:20171029173553j:image

ブレイド「300」「S.W.A.T」などの作品に関わり、ブラッド・ピットのスタントダブルとしてもたくさんの作品に携わっています。また、アクションコーディネーター、第2班監督として、「ジュラシックワールド」や「シビルウォー/キャプテンアメリカ」などの大作を裏方から支えていた縁の下の力持ち。(ちなみに今作の見どころのひとつである序盤のカーチェイスのシーン、「シビルウォーキャプテンアメリカ」で使われた場所と同じだそうです🚘)さらに近年では、キアヌ・リーヴス完全復活!!の「ジョン・ウィック」で盟友チャド・スタイルスキと共同監督を務め、アクション映画の新時代を切り開きました。ちなみにチャド・スタエルスキとともに87elevenという、スタントアクションの工房を立ち上げたことでも有名です。そして次回作に「デッドプール2」が控えており、いま要注目の監督の1人です!

f:id:oceans58:20171029025456j:image

見逃し厳禁だぜ!!

 

 

⚠️注目ポイントその2!

シャーリーズ・セロンの文字通り体を張ったアクション!!』

本作を見た誰もが「シャーリーズ・セロン」がスゴい!と思わざるをえないでしょう!

 

3ヶ月間、リーチ監督の施設で、1日5時間ものトレーニングを受けたとのこと。そこには同時期に撮影していた「ジョンウィック チャプター2」のキアヌ・リーブスもおり、一緒に励まし合いながらトレーニングに挑んだとか。

f:id:oceans58:20171029024635j:image

そんな感じでジョン・ウィックも参加した過酷なトレーニングをこなした結果、ほとんどのアクションシーンを実際にシャーリーズ姐さんが演じています!唯一、ロレーンがケーブルを使って階下に飛び込むシーンだけは、スタントを使ったそうです。

f:id:oceans58:20171029024239j:image

ただ、ここで代役を使った理由も、トレーニング中に歯を食いしばりすぎて歯にヒビが入ってしまったから、だそうです…恐るべしシャーリーズ姐さん…。

そして本作最大の見せ場と言える映画後半約7分間のワンショット

f:id:oceans58:20171029024218j:image

予告編でも一部使われてますが、まぁすごい。。リーチ監督と撮影監督のジョナサン・セラはシャーリーズ・セロンの身体能力の高さを見て、「このズバ抜けた運動能力を活かさない手はない!!」と思い、この難易度の高いシーンを創ろうと決めたそうです。この長回しのシーンをリーチ監督が何度撮り直しても、シャーリーズセロンは長い振り付けを毎回同じように正確に見せることが出来たそう。高い演技力と高い運動能力を兼ね備えたシャーリーズ・セロンだからこそができる本作のアクションシーン、一瞬足りとも目を離さずにご覧頂きたい!!

 

⚠️注目ポイントその3

「渋さが光る選曲に注目!!」

80年代の楽曲が全編を彩っている本作。正直、僕は音楽の知識には精通してないので、この曲はこうゆう歌詞だからこうゆうふうに使ってます!なんて解説はできないです…。

ただ、そんな僕でも冒頭から流れるデヴィッド・ボーイの「Cat People (putting out fire)」が耳に入った瞬間からこの映画の世界観に夢中になってしまいました!

また、白いコートを着たロレーンが次々と警官を倒す場面ではジョージマイケルの「father figure」が流れます…この曲のPVにはロレーンと同じような白いコートを着た女性が出ており、衣装の元ネタなのかな、と思ったりもしました!

f:id:oceans58:20171029173219j:image

あと個人的に大好きな曲、フロック・オブ・シーガルズの「I Run」が後半のカーチェイスのシーンで流れてテンション上がりました🚘

f:id:oceans58:20171029173516j:image

他にも洋楽ファンなら聴いたことある曲が盛りだくさんで、しかもきちんと本編のシーンにマッチした歌詞の曲を使っていて、監督のセンスの良さが光る楽曲使いになっています!

ちなみに試写の時まで、これらの楽曲を使えるのかどうか分からなかったそう。試写での曲に対する観客の反応がものすごく良く、スタジオが使用料を全額払ってくれたそうな

自分もサントラがすごく欲しいです…。

 

個人的な感想!!

とにかくシャーリーズ・セロンがすごい!

この一言に尽きる映画だと思います!

もちろんジェームズマカヴォイの演技、ソフィア・ブテラの美しさも素晴らしいですが、アクションシーンの凄さ、台詞は少ないのに、ロレーンのキャラクター性を体現する演技力、恐るべしシャーリーズ・セロン姐さんです…!

 

ただ、ストーリーが後半少しわかりづらいかな…と思いました。登場人物も誰がどんな人だっけ?とちょっと混乱します。同じく冷戦映画の「裏切りのサーカス」を観た時のわかりづらさと似ています…。

 

しかしそれを補うほどの映像、アクション、楽曲のセンスの良さ!!シャーリーズ・セロンデヴィッド・リーチ監督の凄さがよく分かる映画です!!ぜひぜひ映画館でご覧ください🌟